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死後事務委任契約と成年後見制度について

2025/03/31
死後事務委任契約と成年後見制度について

死後事務委任契約と成年後見制度:終末期の備えとサポートの選択肢



日本の高齢化が進む中で、「終末期の備え」として大切なのが、死後事務委任契約成年後見制度です。


これらの制度は、認知症や死亡後に関する手続きをスムーズに進めるためのサポートを提供します。


それぞれの制度の特徴と違いについて簡単に紹介させていただきます。



1. 死後事務委任契約とは?

死後事務委任契約は、死亡後の事務手続きを信頼できる人に任せる契約です。


例えば、葬儀の手配や遺産整理、役所への届け出などをお願いできます。


こちらは、弊社が業務提携を行っている法人で契約することが可能です。

利点

  • 家族の負担軽減: 死後の手続きを事前に準備しておくことで、遺族が負担を感じることなく進められます。
  • 自分の意思を反映: 自分の希望通りに葬儀や手続きを行ってもらえる。


注意点

  • 信頼できる人を選ぶ: 委任先には信頼できる人や専門家を選ぶことが重要です。



2. 成年後見制度とは?

成年後見制度は、認知症などで判断力が低下した人をサポートする制度です。後見人が選ばれ、生活支援や財産管理を行います。



利点

  • 安心した生活支援: 判断能力が低下した場合でも、後見人がしっかりサポートしてくれます。
  • 本人の利益を守る: 後見人は本人の利益を最優先に考えて行動します。


注意点

  • 家庭裁判所での手続き: 後見人を選任するためには裁判所の手続きが必要で、時間がかかります。
  • 費用がかかる: 後見人には報酬が必要です。
  • お金を動かしづらい:後見人がつくので、自由にお金の出し入れが難しい。


3. 死後事務委任契約と成年後見制度の違い

  • 死後事務委任契約は、死亡後の手続きを事前に依頼するもの。
  • 成年後見制度は、判断力が低下した生前にサポートを受けるための制度。認知症が社会問題化しているため、よく出てくる制度です。


4. どちらを選ぶべきか?

  • 死後事務委任契約: もし自分が死後の手続きをスムーズに進めたい場合に適しています。
  • 成年後見制度: 認知症などで判断力が低下している場合に利用されます。

どちらも自分や家族の生活に合わせて、事前に専門家に相談し、選択することが大切です。


5. まとめ

死後事務委任契約と成年後見制度は、いずれも終末期や高齢期に備えるために大切な制度です。


自分の状況に合った方法で、家族や自分が安心して生活できるように、早めに準備をしておくことが重要です。


ぜひご相談下さい!



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