法人保険の活用方法
こんにちは!
前回、法人保険について全体像を記載致しましたが、本日は法人保険に加入する意味についてお話しできればと思います。
経営者の死亡リスク
こちらは、その名の通り、法人の経営者が亡くなってしまった時の会社へのリスクです。
では、どのようなリスクがあるでしょうか?
・会社で借入金がある場合、代表者が連帯保証人になっているケースがあります。
代表者が亡くなってしまった場合には、債務が法定相続人に相続されてしまいます。
そのリスクをなくすためにも法人にて保険加入する必要があります!
・借入金がない場合でも、基本的には債権者(買掛金であったり、支払わないといけないもの)がいるはずです。
銀行の借入金は待ってもらえるかもしれませんが、債権者はできるだけ早くお金をいただきたいので待ってくれないケースが多いです。
その支払いのためにも、法人保険への加入は必要です。
従業員のモチベーションアップ、優秀な人材の確保への一つの方法として従業員への退職金の確保、死亡弔慰金の確保というものがあります。
あくまで、福利厚生の一つではありますが、法人で保険に加入し、従業員が退職する時の資金を確保したり、従業員に万が一があった際の
遺族への死亡弔慰金を作る方法もあります。
これは、保険だけにとどまりませんが、法人の資産を形成していく一つの方法として法人保険を活用するのもいいかと思います。
税制面でも有利に働くものもありますので(あくまでも繰延となりますので、ご注意ください)、担当者とよく話をしてうまく活用して下さい。
こちらは、死亡リスクの部分でもお話ししましたが、経営者が死亡した場合には、まず経営者の法定相続人への相続が発生します。
例えば、保有している会社の株式も相続財産となります。
誰に、株式を保有させるのか?
相続後、会社で株式を買うための資金は作れているか?
後継者はどうするのか?
経営者が死亡した後の支払いやもしも清算するとした場合は、従業員の一時的資金は確保できているのか?
他にもありますが、色々なことが生命保険を活用することでできると思います!
このように、一口に法人の生命保険といっても色々な活用方法がありますので、しっかりとアドバイスができる担当者と話をすれば幅が広がってきます!
うちの会社はどうなんだろう?と心配になられた方はぜひご連絡下さい!