経営者保証のガイドラインって何?
今日は、経営者であれば知っておくと得する経営者保証についてお話ししたいと思います。
そもそも、経営者保証って聞いたことがありますか?
経営者保証とは、
金融機関から企業が融資を受ける際に、
経営者が会社の連帯保証人となることを言います!
それなら知ってると思われた方も多いかと思います。
この経営者保証が与える影響としていくつかあります。
・経営者による思い切った事業展開を阻害する
・早期の事業再生を阻害する
・円滑な事業承継を阻害する
これらの課題の解決策として、全国銀行協会と日本商工会議所が経営者保証に関するガイドラインを策定しました。
ガイドラインでは、
①法人と個人の資産やお金のやり取りがちゃんと分かれているか?(法人個人の分離)
②財務基盤がしっかりと強化できているか?(財務基盤の強化)
③金融機関に、適切に財務情報を開示できているか?(経営の透明性の確保)
この3つの要件を満たすことができている企業は、経営者保証なしで、融資を受ける可能性があり、すでに連帯保証人となっている場合でも見直すことも
可能性もあります。
金融機関も、金融庁よりお達しがあることもあるかと思いますが、新規融資で経営者保証を取らない割合がだんだん増えてきています。
ただし、まだまだ連帯保証人となるケースもあるようです。
そこで、弊社でできることと致しましては、
①決算書をお預かりして、経営者保証が解除できないかを検討し、解除できる状態を作っていく
②経営者保証がされていれば、経営者死亡時や退職時の事業承継が円滑に進まないため、生命保険を用いてリスクマネジメントを実施する
このようなことができると思いますので、うちの会社はどうだったかな?という方はぜひご相談下さい!